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三池焼の赤と黒の皿(辰砂天目皿)
三池焼のこと 
 
三池焼は、先代中村節夫(なかむらせつお)により1975年福岡県大牟田市に開かれた窯元です。1981年に熊本県玉名郡南関町に移り、現在に至っています。当窯元では特製の釉薬や化粧土約30種を用い、様々の技法を使って器の形態や用法に合うように作り上げた100%手作りの焼き物です。代表的な釉薬は辰砂釉(しんしゃゆう)とよばれる赤い釉薬ですが、辰砂釉と同じ系統の釉薬(銅を着色材として使って還元焼成したもの)として、薄紫の均窯釉(きんようゆう)や緑色がベースの銅緑釉(どうりょくゆう)なども手がけております。その他に、油滴天目や焼締め、絵付けの器、陶人形、陶器アクセサリーなども作っています。大量生産の焼き物のように同種類の製品を数多く作ることはできません。手作業の特性をいかし、一品一品気持ちを込めて作っています。科学が発達した現代でも、完全に炎を征服することは不可能で、気まぐれな炎は時々、器の色を変化させます。その変化を楽しみながら自然の中にある美しいもののように心にささやきかける作品ができるよう努力しています。

三池焼
TEL/fax 0968-53-2011

 

三池焼の地図です。